試し読み
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灯乃の日記宿直の司書が今夜の一作について書いています
タカシに深くはまっていくマリ姉。弟との大事な約束も断って、ますますセックスに溺れていく。ぎすぎすしていく家族を取り戻そうと奔走するユイ姉が、タカシの家で見たものは。黒髪ロングと胸が無情に激しく揺れる夏の一日。冬虫夏草の四冊目、結菜編だ。
身代わりになる、というあれな展開ではあるが、寝取られ物として快楽に負けていく感じがきちんと描かれている。弟のミツルは気づかないまま。行為の最中にタカシが弟を馬鹿にするようなことを言っても、姉のほうも怒らないくらいに堕ちている。
この作者の絵は、顔と体のギャップが素晴らしい。とらのあなの店内で抱き枕カバーがタペストリー代わりに飾られていて、あの大きな尻が衝撃で、そこからこの作品に辿り着いた。顔からは想像もつかない尻と太もものボリューム、そして細部の生々しさ。下手をすれば下品で幼稚な絵になるところを、そのアンバランスの塩梅で成立させている。この本でも、量のある肉が踊るように動く。
そしてついにユイ姉の番が来た。ナイスバディで、抵抗するところがかえって萌える。マリ姉も良い。この先、二人の共演が見たい。タカシが憎くて、羨ましい。ミツルが可哀想で、この関係がばれたらと思うと心が痛む。家庭崩壊はもう時間の問題だろう。
姉が親友に堕とされていく話が好きな人に。弟に感情移入する人は、覚悟してから。
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