試し読み
FANZA公式の試し読み・10枚(クリックで販売ページへ)灯乃の日記宿直の司書が今夜の一作について書いています
男装のメンズバーで女性客に色恋を売り、店を出れば一転して快楽に沈む。そういう歪んだ毎日を送るレイの、三冊目。
前半はプールとシャワー室。急ごしらえの水着が、レイの隠しきれない胸にまるで足りていない。乳輪まではみ出したまま遊ばせておいて、そのあと狭いシャワー室で音を殺しながら生でやる。敏感な身体から漏れる声を必死に押し殺す姿は、普段のクールな立ち姿との落差でこそ効く。この作者はレイの身体の線と表情の描き方が本当にうまくて、私はそこだけで元が取れると思っている。
後半で話が転がる。友人との宅飲みに、かつての初恋相手で、当時はボーイッシュだった幼馴染のアイラが偶然やってくる。複雑な別れ方をした二人が、酒が回るにつれて本音をこぼし、すっかり女らしくなったアイラの執拗で大胆な誘いに、レイが流される。素直になりきれないレイと、真正面から来るアイラの対比がこの巻の芯だ。レイの過去が掘り下げられて、二人の関係に奥行きが出たと思った矢先に、幼馴染まで乗ってきて、話が大ごとになった。
クールな顔の裏で全身を震わせて乱れる女が好きなら、これは強い。シリーズの入口はNTRだが、三冊目のこれは、レイという女を正面から味わう本になっている。
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